コラム18 ~昔は「支那そば」と言っていました。
私は、昔から「ラーメン」が好きで、ラーメン屋を経営する夢を持っていました。(もう一つ、喫茶店をやる夢もありました。)
子供の頃、「ラーメン」といえば、家で作る「インスタントラーメン」ばかりでした。(当時は、「即席めん」と言っていました。)
世界初のインスタントラーメンと言われている「チキンラーメン」(昭和33年発売)は、あまり好きではなく、主に「サッポロ一番みそラーメン」(昭和43年発売)を食べていました。(今でも、カップヌードルの「サッポロ一番みそラーメン」をよく食べます。)
大人になって、お酒を飲むようになり(大人になる前から、飲んでいましたが)、飲んだ後の〆(締め)の「ラーメン」のうまさを知ってから、ますます「ラーメン好き」になりました。
茨城に来て、おいしいと思った「ラーメン」は、石岡インター近くの国道6号沿いにある『がんこやラーメン』(平成6年創業)です。
(平成17年に有限会社から「株式会社かるがん堂」になり、看板などに「かるがん」がつくようになりました。つくばに支店もあります。)
有名(人気)なのは、「岩のりラーメン」(これでもかというくらい大量の岩のりが乗っています。)と「みぞれラーメン」(大根おろしと梅干しの味のコントラストが絶品)ですが、変わった名前のメニューが数十品あり、本当に全部作れるのか、と心配になります。
私は、だいたい「四色ラーメン」(チャーシュー・メンマ・わかめ・ネギ)をたのみます。(チャーシューなしは「三色ラーメン」)
昔は、24時間営業でしたが、いつ行ってもいっぱいで、駐車場にすら入れないこともありました。
数年前に、建て替えて、座席も多くなり(テーブル席も沢山できました。)、駐車スペースも増えましたので、待ち時間が減りました。
しかし、そうそう石岡まで行ってられない(高速を使って30分以上かかります)ので、近くでは『山岡家』(昭和63年、茨城県牛久市からスタート)によく行きます。
近くにたくさん店舗があり(日立に1軒、ひたちなかに1軒、水戸に3軒)、24時間営業で、一人でも入りやすいのがいいです。
豚骨ベースで、「ガツンと来て、くせになる」と謳っているように、チョクチョク行ってしまいます。(店内に流れる「や~まお~か~や~」の歌を、時々口ずさんでしまいます。)
私は、いつも「塩ピリ辛ネギラーメン」を頼みます。
生ニンニクをたくさん入れるので、翌日看護婦さんに嫌な顔をされます。
大学時代、飲む場所はいつも新宿で、ちょくちょく行く店は、歌舞伎町の昔のコマ劇場(今は「ゴジラ・ホテル」)の裏にある『利しり』でした。(昭和52年創業、40年たった現在もやっています。)
激辛の「オロチョンらーめん」が有名で、月に数回は食べていました。(「オロチョン」とは、アイヌ語で「勇者」の意味だそうです。)
利尻昆布の出汁のきいたしょうゆ味(現在はスッポンエキスも入っています。)で、唐辛子・ブラックペッパー・山椒等12種類のスパイスが効いた真っ赤なスープに豚肉・ピーマン・きくらげ・メンマ・ネギが乗っています。麺は中太縮れ麺で、モチモチしています。
ただ辛いだけではなく、深みがあって美味いと感じながら、ジワジワ来る辛さに汗ダクダクになります。
朝5時半まで(当時は朝6時まで)やっていますので、新宿に行った折には一度召し上がってみてください。やみつきになります。
辛いのが苦手な人向けに、現在は辛さ1/4倍、1/2倍から、1倍、2倍、3倍、6倍、9倍の7種類が選べます。
初めて食べる人は、せいぜい3倍までにしておいた方が無難です。
翌日、久慈茅根病院で、お尻の診察を受けることになりかねません。