コラム23 ~「カラオケ」の思い出
埼玉県大宮市(現さいたま市)。
子供の頃、ちょくちょく行った街です。そして、私が初めて「カラオケ」をした街でもあります。
叔母と、私と同じ年くらいの2人のいとこ(姉、弟)が居たので、居心地がよく、連休等時間が取れたら、よく遊びに行っていました。
確か、小学生高学年の時、大宮の叔母は、突然スナックを始めたため、時々スナックの手伝いをしていました。(といっても、料理を運んだり、カラオケの曲をセットしたりでしたが。)
当時、カラオケの曲数は少なく、店の客のオジサン、オバサン達は、皆ほとんど同じような曲を歌うものですから、子供なのに、「昭和初期」の唄を、大分覚えてしまっていました。
東京に出て、お酒も飲むようになると、二次会は決まって、カラオケスナックに行っていました。
当時はまだ、昔の電話帳のような超分厚い歌本から、曲を自分で選んで、テーブルの上に置いてある紙に、曲目と曲番号を書いて、店員さんに渡すシステムでした。
時は過ぎ、平成になると、歌うのが専門の、個室型「カラオケボックス」が大流行りとなりましたが、私は、飲む方が専門でしたので、飲みながら歌う「カラオケスナック」ばかり行っていました。
カラオケの人気曲は何でしょう?
その時代時代で変わるでしょうし、歌う年代によっても違うでしょうが・・
「JOY SOUND」の「平成総合ランキング」を見ると、
1位 残酷な天使のテーゼ(高橋洋子)/2位 ハナミズキ(一青窈)/3位 小さな恋のうた(MONGOL800)/4位 チェリー(スピッツ)/5位 キセキ(GReeeeN)/6位 未来予想図II(DREAMS COME TRUE)/7位 サウダージ(ポルノグラフィティ)/8位 天体観測(BUMP OF CHICKEN)/9位 アゲハ蝶(ポルノグラフィティ)/10位 I LOVE YOU(尾崎豊)/・・/17位 天城越え(石川さゆり)となっています。
一方、オリコン・カラオケチャートでは、1990年代半ばから、コロナ禍前の2,019年11月までのリクエストを集計して発表しています。
1位にならなくても、長く愛される曲として、週間50位以内のランクイン週数でみる「長期ランクイン楽曲」では、1位 天城越え(石川さゆり)、2位 チェリー(スピッツ)、3位 ハナミズキ(一青窈)、4位 I LOVE YOU(尾崎豊)でした。
約20年前、病院の職員旅行で、伊豆稲取に行きました。
途中「浄蓮の滝」を見に行くバスの中で、盛り上げようと、歌ったこともないのに、『天城越え』をリクエストし、「浄蓮の滝~」と熱唱したけど、やっぱり全然盛り上がりませんでした。
病院では、毎年年末に、近くの宴会場で「忘年会」を開催していますが、途中から、必ず「カラオケ大会」(大会と言っても、賞品は何もありませんが)になります。
そして、これも決まって、私が一曲目を歌わされます。
老若男女の集いですので、皆が知っていて盛り上がる曲というのが、なかなかありません。
というより、歌う曲が決まる前に、「乾杯(長渕剛)」のイントロが流れてきます。
う~ん、次回こそ、新しい曲を歌って、盛り上げるぞ~!と、思うのですが、う~ん、時間もないし、難しい・・・
とりあえず、『みんなに、幸せ、あれ~♪』