コラム36 ~あけましておめでとうございます
早速ですが、『正月』と言ったら、何でしょう?
「年賀状」、「初詣」、「帰省」、「寝正月」、「箱根駅伝」、「お正月(歌曲)」など、いろいろありそうですが、今だに歌われる「お正月」。
♪も~いくつ寝ると、お正月~♪
誰もが知ってる、童謡です。
「凧あげ」、「独楽(こま)」など、今ではほとんど行われない遊びが歌われています。
(ちなみに、2番では、「まり」、「おいばね(羽根つき)」です。)
それもそのはず、この曲は明治34年(121年前)に、出された曲です。
子供の頃、よく「♪お正月には餅食べて、腹を壊して(のどに詰まって)、死んじゃった~。早く来い来い霊柩車(救急車)」などと、替え歌を歌っていました。
ちなみに、この替え歌は、全国で最も流行っている曲だそうです。
(2位は、「ひなまつり」、3位は「サザエさん」だそうです。)
私にとっては、子供の頃は、何といっても、「お年玉」でした。
昔の人は、子だくさん、でした。
うちの父親は、8人兄弟でした。
それだけ、叔父さん叔母さんが多いので、正月は、「お年玉」を貰うのが、唯一の楽しみでした。
お年玉は、自分で持っていると、なくしたり、直ぐ使ったりする、とのことで、母親に預けていました。
確か、銀行に、私の預金通帳を作っていました。
最後の残金を全て使って買ったおもちゃは、すぐ壊れて、泣きました。
私は、「あぶく銭、身につかず」という、ことわざを学習しました。
ということで、「銀行」の話。
『銀行・その1』
社会人なって、初めて銀行口座を持った、ある男の話。
6月くらいに、恐そうな顔で、通帳を見ながらお母さんに
「毎月、『としこ』って人から、お金が振り込まれるんだけど、ちょー恐い」と言って、お母さんに通帳を見せました。
すると、お母さんは呆れた顔して、言いました。
「これは利子(りし)って読むんだよ』
『銀行・その2』
銀行で窓口業務をしている親戚の話。
ある日、おばあちゃんが新規口座の開設にきたので、
「4桁の暗証番号を決めて下さい」
とお願いしたら、えらく悩んでいました。
「おばあちゃん、明日でもいいから、決まったら教えてね」
と言ってその日は帰ってもらいました。
そして次の日、おばあちゃんが持ってきた申し込み用紙には、はっきりと書かれていました。
「ど・ん・ぐ・り」
本年もよろしくお願いいたします。