コラム43 ~名言
ドーピング、スーツ失格、疑惑のジャッジ等問題もいろいろありましたが、何とか冬季オリンピックは終了しました。
日本は、過去最高の18個のメダルを獲得しました。パチパチ。
4年前(2018年)流行語大賞を獲得した「そだねー」(ロコ・ソラーレ)は、今年も活躍し(残念ながら、銀メダルでしたが)、注目を集めました。
今年も、「ナイスー」などが候補になるのでしょうか。
そこで、先日発表された、ランキング。
「あなたが忘れられない冬季五輪アスリートは誰ですか?」(Number 5,000人アンケート)
10位 平野歩夢(14ソチ・18平昌)
9位 清水宏保(98長野・02ソルトレイクシティほか)
8位 宮原知子(18平昌)
7位 伊藤みどり(92アレベールビルほか)
6位 荒川静香(98長野・06トリノ)
5位 スキージャンプ団体(98長野)190票
原田雅彦選手の『ふなきぃ~』という祈りの声は、今も名シーンとして語り継がれています。もはや、名言です。
今回の北京五輪の日本選手団の総監督であり、時々テレビに映っていました。映るたびに私は、「ふなきぃ~」と、やっていました。
4位 宇野昌磨(18平昌) 228票
フリーの『トゥーランドット』で逆転し、羽生結弦選手とのワンツーフィニッシュを決めました。 “宇野節”も話題に。
3位 浅田真央(10バンクーバー、14ソチ) 658票
バンクーバー五輪では韓国のキム・ヨナ選手に負けて、悔し涙。ソチでは、ショートで16位と大きく出遅れるも、翌日のフリーで自己ベストを更新する圧巻の演技を披露し、滑り終えた直後には思わず涙。
2位 髙橋大輔(06トリノ、10バンクーバー他) 699票
アジア人で初めてフィギュアスケート男子シングルのメダルを獲得。大怪我を乗り越え、バンクーバーで銅。
1位 羽生結弦(14ソチ、18平昌) 3049票(ダントツ)
北京五輪では3連覇こそ叶わなかったものの、果敢にクワッド(4回転)アクセルに挑戦し、史上初めて公認大会で認定を受けました。怪我からの復活金で、国民栄誉賞を受賞。
今回の五輪で話題になった高木美帆へかけた、デビット・コーチの言葉、
『同じ人間ができていることなんだから、なんで自分もできるって思えないの?』も名言でした。
そこで、過去のオリンピックで生まれた名言シリーズ
『今まで生きてきた中で一番幸せ』(岩崎恭子 92バルセロナ)
『自分で自分をほめたい』(有森裕子 96アトランタ)
『最高でも金、最低でも金』(谷亮子 00シドニー)
『すごく楽しい42キロでした』(高橋尚子 00シドニー)
『チョー気持ちいい』(北島康介 04アテネ)
『イナバウアー』(荒川静香 06トリノ)
『なんも言えねえ』(北島康介 08北京)
『康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない』(松田丈志 12ロンドン)
昔のプロスポーツ選手たちも「名言(迷言?)」を残しました。
『シドニー・シェルダンの本を、上巻は上級者が読むかと勝手に思い、下巻から読んだ』(竹原慎二)
『私はボクシングで人生が380度変わりました』(ガッツ石松)
『(挑戦者の心境は)怖いのが半分、恐ろしいのが半分』(ガッツ石松)
『お前ら、今日のところは見殺しておいてやる』(アントニオ猪木)
最近、メディアの間で囁かれているのは、岸田総理の髪の毛がストレスのせいか薄くなってきている、ということです。
私も、だんだんやばくなってきていますが、私のお気に入りの名言は、これです。
『髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである』(孫正義)