コラム49 ~新成人?特定成人?
4月になり、少しずつ春めいてきました。
4月は、入学、入職、転職、引っ越し等、新たな門出を迎える人も多いと思います。みんなが、「ひなたの道」を歩んでほしいと思います。(by カムカムエブリバディ)
「春といったら」、「桜」だと思いますが、いろいろな人がいますので、念のため調べてみました。
1位は、やっぱり桜でした。(78.2%):もっと多いかと思いましたが、やはり十人十色です。
2位は、花粉症(3.7%)でした。辛くて花どころではないのでしょう。どーぞお大事に。ちなみに国内の10~50代の4割以上が花粉症で、20年前の約2倍に増えたそうです。
以降、3位 花見、卒業、5位 桃の花、6位 菜の花、7位 春一番、7位 入学、9位 チューリップ、別れ、桜餅でした。
「桜」は、日本の国花であり、日本人・日本国の品格を表すシンボルです。ちなみに、桜はバラ科です。
「桜」の花言葉は、「精神美」「優美な女性」「純潔」(海外でも)です。
ちなみにフランスでは、「私を忘れないで」などという、儚い花言葉もあります。桜の別名は「夢見草(ゆめみぐさ)」です。
「桜から連想するもの」では、
夜桜、葉桜、桜吹雪、春、花見、入学式、場所取りなどがあがりました。もはや日本人にとっては、「春=桜」です。
ちなみに、森山直太朗なんていうのもありました。
そこで、「桜と言えば!思い浮かべる曲」ランキング
1位「桜(コブクロ)」、2位「桜坂(福山雅治)」、3位「さくら(森山直太朗)」、4位「夜桜お七(坂本冬美)」、5位「千本桜(初音ミク)」6位「桜(川本真琴)」、7位「SAKURA(いきものがかり)」、8位「さくら(ケツメイシ)」、9位「桜(Janne Da Arc)」、10位「桜色舞うころ(中島美嘉)」でした。
ついでに、「さくら」といったら誰でしょう?
私の中では、「横峯さくら(プロゴルファー)」、「安藤サクラ(女優)」、「加茂さくら(女優)」、「さくらまや(演歌歌手)」あたりでしょうか。(古くて、すみません)
そういえば、井上咲楽(タレント)の眉毛が急に細くなって、びっくりしました。
この春に、大きな変更がありました。
日本では、明治時代から今日まで約140年間、成年年齢は20歳と民法で定められていました。この民法が改正され、4月1日から、成年年齢が20歳から18歳に変わりました。
これによって、「18歳、19歳の人」は「新成人」となります。
「新成人」は、親の同意なしで、クレジットカードの作成、車などの高額のローン、部屋を借りる、携帯電話の契約などができるようになります。
ニュースで、「新成人」達にインタビューを流していましたが、この制度を知らない人が多く居たり、知っていても、「新成人になったら何がしたいか?」という質問に対し、「お酒が飲みたい!」と答えていたのは、びっくりしました。もっと、宣伝、広報しなくてはいけないなあ、と思いました。
残念ながら、お酒、タバコ、公営ギャンブル等は、20歳からです。
一方で、「新成人」は、「特定少年」と呼び、17歳以下とは一部異なる取り扱いをすることになりました。(少年法)
これまでの殺人や傷害致死などに加え、「特定少年」は、1年以上の罪で起訴されれば、「大人」と同じように、公開の法廷で裁判を受けることになります。
また、「特定少年」が起訴された場合は、実名などを報じることが可能になります。
なんか、成人のようで、成人でなく、ややこしい気もしますが、これらで救われる人もいるので、決まったことは、しょうがない、といったところでしょうか。