コラム51 ~姉の影響
子供の頃、家の近くに小さな「貸本屋」がありました。
私は、時々、漫画の単行本などを借りていました。(こっそり、エッチな本も借りていました。)
大体、一冊10円から20円くらいだったと思います。
私には姉が2人いるので、その影響は大きく、「少年漫画」より「少女漫画」をよく読んでいました。
覚えているのは、「りぼん」「なかよし」(ともに1955年創刊)と、「別冊マーガレット(別マ)」(1964年)あたりです。
ちなみに、少女漫画雑誌の元祖は、「少女クラブ」(1946年)です。「リボンの騎士」、「魔法使いサニー」(のちのサリー)、「秘密のアッコちゃん」といった、後のアニメのヒット作を生み出しました。
「少女漫画雑誌」の代表作を見てみますと。
『なかよし』では、「チャコちゃん」「ひょっこりひょうたん島」「さるとびエッちゃん」「キャンディ・キャンディ」「美少女戦士セーラームーン」など。
『りぼん』では、「ひみつのアッコちゃん」「魔法使いサリー」「ちびまる子ちゃん」などが人気でした。
『週刊マーガレット』は、「アタックNo.1」「ベルサイユのばら」「エースをねらえ!」などの人気作品が連載されていました。
『別冊マーガレット』では、「超少女明日香」(作者:和田慎二は、後に「スケバン刑事」「ピグマリオ」などを連載)、「はるかなる風と光」(美内すずえは「ガラスの仮面」を連載)などが、ありました。
もちろん、「少年漫画」も読んでいました。
『週刊少年ジャンプ』(1968年創刊)は、「ハレンチ学園」「男一匹ガキ大将」「ど根性ガエル」「トイレット博士」「マジンガーZ」「はだしのゲン」「包丁人味平」「プレイボール」などを連載。
「キン肉マン」「ドラゴンボール」「ONE PIECE」などの人気作品を生みました。
『週刊少年マガジン』(1959年)は、「巨人の星」「あしたのジョー」を代表に、「ゲゲゲの鬼太郎」「天才バカボン」「サイボーグ009」なども連載を始め、「愛と誠」「おれは鉄兵」「GTO」「金田一少年の事件簿」などのヒット作をリリース。
『週刊少年サンデー』(1959年)は、「おそ松くん」「オバケのQ太郎」「パーマン」「天才バカボン」「プロゴルファー猿」「がんばれ元気」「まことちゃん」などがヒットしています。
そこで、『好きな漫画ランキング』(2021年)
(テレビで放送された『国民15万人がガチで投票!漫画総選挙』)
1位「ワンピース」、2位「鬼滅の刃」、3位「スラムダンク」、4位「名探偵コナン」、5位「ドラゴンボール」、6位「進撃の巨人」、7位「NARUTO」、8位「ハイキュー!!」、9位「鋼の錬金術師」、10位「ジョジョの奇妙な冒険」でした。
以下で有名なのは、15位「ドラえもん」、18位「ブラック・ジャック」、21位「ガラスの仮面」、22位「北斗の拳」、24位「タッチ」、25位「火の鳥」あたりでした。
私のお勧め(推し)は、「ヒカルの碁」と、「鋼の錬金術師」です。
部屋に全巻置いてあって、今でもたまに読み返します。気分がスッキリして、やる気がマシマシです。
ついでに、「一番好きな少女漫画」ランキングTOP10!」
第9位「美少女戦士セーラームーン」、第9位「ちはやふる」、第8位「夏目友人帳」、第7位「ちびまる子ちゃん」、第6位「花より男子」第3位「天使なんかじゃない」、3位は「暁のヨナ」、第3位「こどものおもちゃ」、第2位は「フルーツバスケット」、輝く第1位は「君に届け」(多部未華子と三浦春馬がW主演を務めた映画も大ヒット)でした。
漫画は、連載が終わっても、ロス(喪失感)はなかなか起きませんが、ドラマ(特に朝ドラ)は、ほぼ確実に来ます。
「カムカム・ロス」のなか、新たに始まった「ちむどんどん」とは、沖縄方言で「胸がワクワクする気持ち」を表します。