コラム58 ~さくらんぼ
草なぎ剛(が先日のテレビで、視聴者からの「最後の晩餐(ばんさん)では何が食べたいですか」という質問に対し、「僕はさくらんぼ」と即答しました。理由は、「なんかかわいくない?最後に食べたのがさくらんぼって」だそうです。
♪若い娘は ウフン❤
お色気ありそうで ウフン❤
なさそで ウフン❤ ありそで ウフン❤
ほらほら黄色いサクランボ
『サクランボを題材にした曲』といえは、若い人は大塚愛の「さくらんぼ」でしょうが、私は、ゴールデン・ハーフの「黄色いさくらんぼ 」です。
元々は、スリー・キャッツ(3人組コーラス・グループ)の1959年の楽曲でした。健康的なお色気歌謡として大ヒットしました。(しかし、NHKは、歌詞に使った「ウフン」を卑猥と判断し、放送禁止としました。)
ゴールデン・ハーフは、1970年代前半に活動したメンバーの全員がハーフの女性アイドルグループです。
1970年、「黄色いさくらんぼ」をカバーしてデビュー。結成当時は5人(エバ、マリア、ルナ、ユミ、エリ=)でした。私はエバが好きで、子供の頃、よく「ウッフン❤」と歌っていました。
昔の外国人タレント(いわゆる「外タレ」)で、覚えているのは、E・H・エリック(耳を動かすので有名)、イーデス・ハンソン、またはウイッキーさん(ワンポイント英会話)あたりでしょうか。
『最後の晩餐』は、レオナルド・ダ・ヴィンチの世界遺産の有名な絵ですが、一般的に「最後の晩餐」は、「死んだ人が、死ぬ前に最後に食べたもの」を言います。
そこで、有名人の「最後の晩餐」を見ますと、
アドルフ・ヒトラー「スパゲッティ」、クレオパトラ「いちじく」
その他、エルビス・プレスリーは「4種のアイスクリームとクッキー」、ジョン・レノンは「コーンビーフのサンドイッチ」、マリリン・モンローは「冷製スープ、チキン、ミートボール、ドン・ペリニヨン」、マイケル・ジャクソンは「鳥の胸肉のグリルとサラダ」などでした。
現代(現世)では、「死ぬ前に最後に食べたい食事」をいう場合もあります。私もよく人に質問します。
そこで、芸能人の「最後の晩餐」を調べてみますと、
上戸彩「絶品焼きカレー(北九州市門司港)」、タレントの関根勤「アジの開きか塩ジャケにのりやみそ汁がついた、旅館で出てくるような朝食」、
女優の今田美桜は「タンですね。薄切りタン」、女優・松たか子は「おそば…ですか。せいろ」、俳優・役所広司は「卵かけごはんで。醤油ジャボジャボ」などでした。
さらに、『あなたの最後の晩餐は? 』ランキング
1位「家族の手料理」、2位「寿司」、3位「焼き肉」、4位「おにぎり」、5位「スイーツ」、6位「白いご飯」、7位「ステーキ」、8位「ラーメン」、9位「お味噌汁」、10位「卵かけご飯」でした。
「最後の晩餐」、つまり、「これを食べたら死ぬ」なんて考えたら、実際は何も食べられないと思いますが、、、「死ぬ前にもう一度」と、好きなもの、思い出のあるものを選ぶのでしょう。
ちなみに、私の「最後の晩餐」は、「木の芽」(アケビの新芽)です。
一般には、山椒の若芽を言うんだそうですが、東北・新潟ではこれを木の芽と呼んでいました。
マツコ・デラックスは「ナン(インド料理のパン)」、
「『こんなうまいものが世の中にあるんだ!』って。
アホみたいにナン食いまくったのよ」