コラム84 ~ブラボーおじさん
子供(小学生)の頃、私には『将来なりたい職業』というものが、特には無かったように思います。(私が、変人だとか、ひねくれているからではなく、統計によると、4人に1人は、なりたい職業がない、とのことです。)
よく、「卒業文集」に、「将来の夢(職業)」があったりしますが、私の手元には「卒業文集」や「卒業アルバム」は無く、確かめようもありません。
私が小学生の頃のデータがありましたので、見てみますと、
<小学生男子の「なりたいランキング」(1970年)>
1位:エンジニア、2位:プロ野球選手、3位:サラリーマン、4位:パイロット、5位:電気技師、6位:医者、7位:自営業、8位:科学者、9位:建築設計士、10位:漫画家でした。
女子は、1位:スチュワーデス、2位:デザイナー、3位:先生、4位:看護師、5位:タレント、6位:ジャーナリスト、7位:漫画家、8位:小説家、9位:婦人警官、10位:美容師でした。
現代(2021年)では、<小学生のなりたい職業>は、
男子児童1位:サッカー選手・監督、2位:野球選手・監督、3位:医師、4位ユーチューバー、5位:ゲーム制作関連、6位:会社員・事務員、7位:プロゲーマー、7位:建築士、9位:飼育員、10位:料理人・シェフ
女子児童では、1位:医師、2位:看護師、3位:保育士、4位:イラストレーター、5位:教師、6位:薬剤師、7位:美容師、8位:パティシエール、9位:獣医、10位:会社員・事務員でした。
子供は、「好き」だったり、「憧れ」だったりで、夢を見ることが多いのでしょうが、現実はなかなか厳しく、難しい。
もちろん、年を取るにつれて、「興味」も変わってくるし、自分を知り、周りの環境にも影響されて、「なりたい職業」は、変わっていくと思います。
実際に、子供の頃の夢を実現した人は、わずか6.5%しかいないそうです。
夢が叶った職業は、保育士、教師、看護師、美容師などで、女性が多く、女子児童の「なりたい職業」の上位を占める職業です。
女子は、子供の頃から、「現実的」で、「頑張り屋さん」が、多いのでしょうか?それに比べ、男子は「夢ばかり追う」性なのでしょうか?(昔は女子は、スチュワーデス、タレントになりたいって言っていたのに、女子だけが変ってきたようにも感じます。)
今、日本(世界)では、サッカー・ワールドカップで盛り上がっているようです。
昔は、ほとんど野球だけで盛り上がっていたのに、人気も逆転したようです。
ちなみに、実際にスポーツの競技をする人(競技人口)も、日本国内では、1位:サッカー(約750万人)、2位:野球(約730万人)となっています。
さらにちなみに、世界を見てみますと、競技人口が一番多いのは、サッカーではありません。
<世界のスポーツ競技人口>
1位:バレーボール(約5億人)、2位:バスケットボール(約4億5千万人)、3位:卓球(約3億人)、4位:クリケット(約3億人)、5位:サッカー(約2億6千万人)だそうです。(ちなみに野球は、3千5百万人と、かなり少ないです。)
ママさんバレー強し!
「ブラボーおじさん」
主にクラシック演奏会で、曲終わりに観客席から「ブラボー」と叫ぶ男性のこと。 「マナー違反」「迷惑行為」だと批判する声が上がっている。