コラム127 ~終わりと始まり
早いもので、10月になり、今年も残す所、あと3ヶ月を切りました。
しか~し、まだまだ暑いし、体感的にそんな感じはしません。
夏はなかなか終わらず、秋が始まりません。
そんな中で、いくつかの「終わり」と、いくつかの「始まり」が、ありました。
「終わり」といえば、まずはこれです。
朝ドラ「らんまん」
最終回は(も?)、泣きました。
ず~っと、朝ドラを観てきたわけではないですが、「名作」だと思います。
視聴率も、途中で19%(期間平均16.6%)を超えるなど、前2作の低下傾向に歯止めがかかりました。
特に、神木隆之介はすごい。天才子役と呼ばれていたのも伊達ではありません。目の動き、顔の表情のちょっとした変化で表現できる役者は、そうそういないと思います。
キャストも良かったのですが、脚本、演出ともに非常に素晴らしかったでした。パチパチ
そんな「らんまんロス」の中、
「ブギウギ」が始まりました。
戦後に「ブギの女王」として。一世を風靡した、歌って踊る歌手『笠置シヅ子』をモデルとした物語です。
私の記憶では、もちろん「東京ブギウギ」は知っていますが、昭和32年頃に歌手を廃業しており、実際に歌ってる姿は、見ていません。
覚えているのは、日本初の液体クレンザー「カネヨン」のCMに出ていた、「大坂のおばちゃん」でした。
「やっぱり、カネヨンでんな~」、「カネヨンでっせ」と、大阪弁の普及に一役買っていました。
ちなみに、「買い物ブギー」は日本における「ラップのルーツ」とも評され、「おっさん、おっさん、これなんぼ」「わて、ホンマによう言わんわ」など、「大阪弁を全国区にした歌」と言われています。
「らんまん」とは全然違う、「明るく」、いい意味で「軽い」(ノリのいい)感じのドラマは、さすが、大阪局制作と思います。
「らんまんロス」の人々、世の中の「今の時代を憂う」人々に、「パワー」と「エネルギー」を与えてくれるものと期待しています。
もう一つの「終わり」と「始まり」。
「ジャニーズ事務所」がなくなり、新会社が設立されるそうです。
「ジャニーズ」という言葉もなくなり、補償会社として「SMILE-UP.(スマイルアップ)」が始まるそうです。
ジャニーズファンには怒られそうですが、
謝罪・補償・支援するのに、「笑う」って名前は・・・
「格好つける必要ないんじゃない?」と私は思うのですが・・・(確実に怒られる)
タレント業務を行う「新会社」には、いい名前をファンの人達につけてもらいたいと思います。
「終わり」といえば、巨人(ジャイアンツ)も、終わってしまいました( ノД`)シクシク…
笑福亭鶴瓶は、笠置シヅ子と垂れ目で顔が似ていることもあり、若手時代に「私の母は笠置シヅ子です」と言っていたそうです。