コラム129 ~心配事
1.先走り
「おもろいやないかい!」
大坂人の、軽いノリで決めたかどうかわかりませんが、2025年開催予定の「大坂・関西万博」のキャラクター「ミャクミャク」。
私は、最初から「気色悪い、可愛くない」と思っていましたが、その万博が中止・延期される話題が次々に出てきています。
あと一年半しか時間がないのに、参加国の減少、建設の遅れ、国民の関心の低さ、経済的負担などの理由からです。
さらに先日、万博の目玉である「空飛ぶクルマ」が開幕に間に合わない見通し、と報じられました。
当初、「万博のときには、空飛ぶ車に乗ってぐるぐる回っているのを、万博でやります。未来社会をつくる。」と吉村大阪府知事がアピールしていましたが、やはり無理そうです。
コロナ蔓延時に、ちょっと知り合いの医者に聞いた「イソジンがコロナに効く!」と、イソジンを並べて散々宣伝をして、恥をかいた「イソジン吉村」、この人はどうも先走っちゃうようです。
本当に万博が開催できるか、心配です。
2.黒歴史
先日、日本作曲家協会は、2019年の「第61回日本レコード大賞」でジャニー喜多川に贈った特別音楽文化賞を取り消しました。
協会の公式サイトの記録からも削除したそうですが、記録は記録で、歴史は歴史なんで、そこまでしなくても、とも思います。
9月にはギネスがジャニーの記録(1974~2010年に計232曲のナンバーワンヒット曲を生んだ)を公式サイトから削除されたのに呼応したのでしょうか。(記録そのものは抹消されていない)
姪のジュリーは「ジャニー喜多川の痕跡をこの世から一切なくしたい」と明言し、看板もなくなり、タレントの名前からも「ジャニ」が消えます。
もはや「ジャニー喜多川」の名前は完全に黒歴史となりました。
消されて、見えなくなるから黒歴史なのでしょうか?
今後の「ジャニーズ」の行く末が心配です。「どうするジャニーズ」
3.心配性
藤井総太くんが、ついにやってくれました!
8タイトル全制覇。八冠。(一般棋戦4つも優勝しており、現在12冠)
まさに、空前絶後の快挙です。パチパチ。
「藤井八冠」の経済効果は「空前絶後の35億円にものぼる」、との試算が先日発表されました。
出ました、「空前絶後」
さらに、「35億」
うれしいのはもちろんですが、心配性の私は、いつかタイトルを奪われてしまわないか、心配です。
心配性すぎる自分が心配です。