コラム148 ~「○―メン」
毎年2月に発表される総務省の家計調査が先日発表になりました。
(都道府県の県庁所在地と政令指定都市別に、503品目の食品の購入金額や外食で支払った金額などのデータを公開されます。)
2023年の1年間で使った金額の、主な食品のベスト3を見てみますと、
『寿司(外食)』は、1位「金沢市」、2位「静岡市」、3位「名古屋市」
『焼き肉(外食)』は、1位「高知市」、 2位「堺市」、3位「大分市」
『日本そば・うどん』は、1位「高松市」、2位「静岡市」、3位「岡山市」でした。
よく話題になる『餃子』は、1位「浜松市」、2位「宮崎市」、3位「宇都宮市」と、この3市でのデッドヒートが続いています。
ちなみに、『納豆』は、1位「盛岡市」、2位「秋田市」、3位「水戸市」でした。水戸は去年より一つ順位を上げましたが、7年ぶりの1位奪還ならず。「粘り強く取り組む」とのこと。
おなじみの、『ラーメン』に関しては、1位「山形市」、2位「新潟市」、3位「仙台市」と、東北勢が強く、特に「山形市」と「新潟市」の2強状態がずっと続いています。
寒い地方で温かいラーメンが好まれている他に、ラーメン店の数が多いのが要因です(人口10万人に対するラーメン店の数は山形県が1位で新潟県が2位)。
さらに古くから愛されている「ご当地ラーメン」が多いのも両県の特徴です。
現在、景気がいいとは全然実感されないのに、株価が史上最高値を更新し、物価はどんどん上がっています。
そんな中、値段を上げたくても上げれなく苦しんでいるのが、日本の国民食「ラーメン業界」です。
いわゆる、「1,000円の壁」問題です。
昨今のラーメンは厳選した高価な食材を使ったり、高度な調理技術を駆使して作られるものも少なくなく、戦後の物資の乏しかった頃に生まれたラーメンとは異なるものになっています。
しか~し、「ラーメンは、安くてうまい、庶民の食べ物」と思っている人が、まだまだ多く、時代の変化やラーメンの進化・多様性についていけない人が多くいるので、難しい問題です。
北海道のニセコでは、一杯3,000円だそうです。
私は、多少高くても、おいしければ食べたいと思っていますが、あまり高過ぎても、、、
やっと、タイトルの話題。
問題:ラーメン以外に、「〇―メン」には、何があるでしょうか?
「ソーメン」(素麵)、「レーメン」(冷麵)、「トーメン」(当面)、「ヘーメン」(平面)、「ホーメン」(方面)は、ただ伸ばしただけなのでパス。
「エ―メン」(A面)、「ビーメン」(B面)などは、ただの読みなのでパス。
「ザーメン」(ドイツ語、種・精液)、「ヒーメン」(ドイツ語、処女膜)は、医学用語でもありますが、エロ用語としても使われるので、パス。
「アーメン」・・ユダヤ教やキリスト教の礼拝用語。「その通り」、「そうなりますように」の意。SUGARの「ウエディング・ベル」(1994年)でも、「♪くたばっちまえ アーメン♪」と歌われていました。
「オーメン」・・英語で前兆、予兆の意。1976年公開のアメリカ映画。私は小心者なので、この類のホラー映画は観ていません。怖い。
あとは、「ジーメン」(Gメン)くらいでしょうか。
Gメンとは、元の意味は「公務員」ですが、日本では、警察官ではないけど、犯罪捜査を行うことができる人などを呼びます。
「麻薬Gメン」、「万引きGメン」とか、「労働Gメン」などです。(これも、怖い)
ラーメンと言ったら、これかなあ
「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」(加納英孝)
何が面白いのか、わからない。それが面白いのでしょうか。
今回は、オチが「ダ―メン」でした。「ゴーメン」