コラム168 ~あのね(いろんなオッサン)
今年は、「選挙イヤー」だそうで、世界中で、多くの選挙が行われます。(トランプ、強運)
先日も、「東京都知事選挙」がありました。
まあ、1位は決まっているし、そもそも選挙権もないので興味はありませんでしたが、チラッと気にはしていました。
それは、「清水国明」が出たからです。
結果は、奮闘の10位。(「ドクター・中松」(11位)よりは上でした。ホッ)
若い人は、知らないと思いますが、昔人気があったフォークデュオ「あのねのね」のメンバーです。(私も昔、ファンでした。)
最近は、テレビ情報番組の「噂の!東京マガジン」に出てたり、ちょっと前まで「ものまね王座決定戦」の司会をやっていたので、ちょっとだけ知っている人もいるかもしれません。
「あのねのね」は、京都産業大学の学生だった清水国明と原田伸郎を中心に結成された日本のフォークグループで、結成当初は4~6人編成(うち2人は笑福亭鶴瓶とその後鶴瓶の妻になる女性)でしたが、デビュー時には、に清水国明と原田伸郎とのコンビとなりました。(フォークデュオ)
ちなみに、鶴瓶の結婚式・披露宴の代金を「あのねのね」が全て負担したそうです。
1973年、「赤とんぼの唄」でデビューし、大ヒットを記録しました。
♪赤とんぼの 羽を取ったら アブラムシ♪などという、ふざけた曲でした。
さらに、「赤とんぼの唄」のB面が「魚屋のオッサンの歌」で、こちらは、もっとふざけた曲でした。
♪魚屋のおっさんがへをこいた ブリッ!
♪魚屋のおっさんがやけどした アジッ!
♪氷屋のおっさんにおこられた こりゃあ!
♪時計屋のおっさんがやけどした ウォッチッチッ!
♪パン屋のおっさんがおこられた クロワッサン!(=こら、おっさん)
♪スパゲッティ屋のおっさんにおこられた ボンゴレなめとんのか!(=おんどれ、なめとんのか)
♪相撲とりのおっさんがおどろいた どっひょ~!どっひょ~!、、、など
歌というよりは、ただ木魚をたたきながら唱えるだけで、いろいろな「おっさん」が登場します。そして「おっさんの職業」と「オチの部分」が変わることで、無限の可能性が広がります。
ラジオ番組や、コンサートなどではリスナーや観客(シロウト)からも、替え歌が出され、盛り上がっていました。
私が、いまだに覚えていて、気に入っている替え歌(観客作)は、
♪魚屋のおっさんが年ごまかした サバ!
そもそも『あのね』は、「親しみのこもった呼びかけ」や「話のはじめなどで、言葉をつなぐ語」とされています。
その他、「ちなみに」的に、話を暴露するときにも使われることがあるようです。
例えば、あのね、替え歌で有名な「嘉門タツオ」や「石橋貴明(とんねるず)」は、清水国明の自宅に居候していたことがありました。
あのね、嘉門タツオの代表曲には、『替え唄メドレー』、『鼻から牛乳』などがあり、紅白に出るほど売れました。
あのね、嘉門タツオは、昔、音楽事務所アミューズの職員時、サザンオールスターズのプロモーションを担当し、桑田の別名「嘉門雄三」の苗字をもらい、“嘉門達夫”を名乗ることになったそうです。
あのね、ものまねタレントの清水アキラは、清水国明の弟子でした。
(セロハンテープ芸では、役によってテープの長さが変わるそうです。
研ナオコは5㎝です。)
あのね、、、この「あのねシリーズ」、きりが無い。
最後に、「あのねで始まる曲」の代表は、
♪あのねQ太郎はね、頭に毛が3本しか無いんだよ、、
1本は、この人です。(ちなみに2本は、双子の兄・海平)
磯野浪平も、禁煙したようです。