コラム132 ~あがき(A.GA.KI)
11月になり、ようやく秋めいてきそうです。
今年もあと2ヶ月しかありません。
この時期になると、年末の風物詩なるものが、どんどん出てきて、嫌でも年末を感じてしまう時期となります。
その中で、私がついつい注目してしまうのは、『流行語大賞』です。
1年をいろいろなジャンルから振り返り、懐かしむ、いい機会です。
「今年の漢字」よりは、興味があります。
しか~し、近年、知らない、聞いたこともない言葉が、どんどん出てきているように感じます。
私が、世間にうといのか、若者の言葉・感覚についていけないのか、どんどん心配になってしまいます。
何とかついていきたいとの思いで、勉強して、いかにも「私はもちろん全て知っています」とあがきたいと思います。
先日、その流行語大賞のノミネートが、30語発表されました。
12月1日に、大賞およびトップテンが発表されます。
ちなみに去年(2022年)の流行語大賞は、「村神様」でした。(私は、既に忘れていました、というか覚えたくもありませんでした。)
全部、解説するのは、紙面の都合上無理なので、大賞候補と、気になった言葉だけにしたいと思います。
ちなみに、大賞候補は、『憧れるのをやめましょう』(WBCでの大谷翔平の言葉)、『藤井八冠』と、『アレ(A.R.E)』(阪神の岡田監督が、「優勝」に変えて使った言葉)の3つでしょうか。
私は、もちろん『藤井八冠』推しですが、阪神が日本一になっちゃったし、やばいでしょうか。
明るい言葉が、大賞を取って欲しいと思います。
気になったのは、まず、『エッフェル姉さん』(自民党の女性局のフランス研修中、エッフェル塔の前でポーズを取った投稿写真が大炎上し、生まれた言葉)
「姉さん」という言葉は、松川女性局長が自身のブログで使用したことがきっかけで広まったようです。
「フェフ姉さん」(テレビ「月曜から夜ふかし」で、「フェス」を「フェフ」と答えた活舌の悪い、面白い、人気のお姉ちゃん)とは、関係ないようです。
後は、『I’m wearing pants!』(お笑いピン芸人「とにかく明るい安村」が、イギリスのオーディション番組に挑戦した際に、使った英語のギャグ)
2015年に「安心してください、はいてますよ」でトップテン入り後、あまり売れなくなった安村が、なぜか外国で再注目され、再ノミネート。
調子に乗って、「PANTS」という曲をリリースしましたが、売れないと思います。
他に、『頂き女子』、『闇バイト』、『性加害』、『NGリスト』など、暗い話題も多くあった年ですが、来年こそは、とにかく明るい年になって欲しいと思います。
とにかく明るい安村