コラム16 ~ビギナーズラック
ちょうど20年前の2001年5月27日、私は家族と一緒に、東京府中の「東京競馬場」に居ました。
そこでは、「日本ダービー」が開催されていました。
私は、自分の趣味であった「競馬」を見に、家族サービスと、かこつけて、家族連れで来ていたのでした。(競馬場は、小さい遊園地もあり、子供たちも退屈しない場所なのです。)
子供たちにも、着順を予想させて、馬券を買って、「当たったー」「外れたー」と、盛り上がっていました。
メーンイベントの「日本ダービー」では、私は大負けしましたが、長男は見事「ジャングルポケット」から買って、大儲けして、私の負けを少なくしてくれました。(もちろん、長男には、お小遣いをあげました。長男は、その後も競馬に興味を持ったようでした。)
最近は、変わったというか、かなりユニークな名前の競走馬が増えました。
馬の名は公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナル(JAIRS)での厳密な審査を経て決定されますが、中には「本当に審査を通ったの?」と思いたくなるような、ユニークな名前も多いです。(ちなみに日本ではカタカナ2~9文字と決まっています。)
そこで、今回は『ぶっ飛びすぎだと思う競走馬の名前ランキング』から、かいつまんで紹介します。
1位「ジーカップダイスキ」(オーナーの好みなのでしょう)
2位「キンタマーニ」(パリの地方名。でも、狙ったとしか思えません。何頭かいたみたいですが、牝馬(メス)もいたそうです。)
3位「スモモモモモモモモ」(アナウンサーの実況を聞いてみたい)
4位「ザワザワザワザワ」(漫画「カイジ」から、取ったのでしょうか)
5位「エロス」(このオーナーは、神話の神の名前を多く使っています)
6位「ナムアミダブツ」(馬券も神ならぬ仏様頼り。でも、当たる気がしません)
その他にも、
「ドンダケー」(10位)(馬にもLGBTQがいるのでしょうか?)
「オバサンオバサン」(11位)(仔馬の時からオバサンと呼ばれて、かわいそう)
「オヌシナニモノ」(11位)(勝ったら、「お主何者だー」と実況されるのでしょうか)
「ナンデヤネン」(14位)(勝っても負けても言われそうです)
「ビックリシナモー」(16位)(最初から期待されていなかったのでしょうか)
「ダイジョウブダア」(16位)(もちろん馬主は故・志村けん)
「カクカクシカジーカ」(22位)(審査の時の言い訳でしょうか)
「マケマケ」(22位)(うーん、弱そうです)
「イラッシャイマセ」(25位)(桂三枝は関係ないようです)
「オレハマッテルゼ」(27位)(2006年高松宮記念(G1)優勝馬)
「バカニシナイデヨ」(31位)(山口百恵ファン?新馬戦で大勝利!)
「ココホレワンワン」(33位)(他にネコパンチ、ロバノ〇〇等、他の動物と関係している名前もあります。)
「ハシッテホシーノ」(38位)(タレントほしのあきが命名。これが縁で騎手と結婚)
「ナニスンネン」(38位)(予想が外れた人たちの怒りを感じます)
などが上位にランクされていました。
他のユニークな名前を持つ馬には、
「タベテスグネル」「オキテスグメシ」「ネルトスグアサ」(同じ馬主)
「ホンマカイナ」「ドンマイ」(負けるのがきまっているような気が)
「カナリキケン」(馬券を買うのが、怖いです)
「オトナノジジョウ」(ちなみに母親は、「リャクダツアイ」)
「カミサンコワイ」(ラジオ番組企画で、林家たい平が命名)
「ソダネー」(オーナーは、あのカーリングチームの後援者。ちなみに母親は、「カアチャンコワイ」)
「サンバンナガシマ」「ヨバンマツイ」(巨人ファンの同じ馬主。)
などがありました。
これらの馬は、ほとんどが今も現役で、走っています。
私は、名前だけで興味を持って、痛い目に何度もあっています。
長男とは今もちょくちょく会いますが、G1レースのある時は、決まって予想・検討会をします。
ちょくちょく二人で泣いています。