コラム20 ~天才と言ったら、誰?ノイマン?
天才(てんさい)とは、天性の才能、生まれつき備わった優れた才能(または、それを持つ人物)のことです。
天才の類似表現として、ギフテッド(すなわち、神より与えられた能力)、神童などがあります。
最近では、ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)や、スティーブ・ジョブズ(アップル創業者)、マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック創業者)などが、近代の天才として、挙げられることが多いようです。(有名な、大金持ちというだけなような気もしますが、、、)
歴史上の人物では、トーマス・エジソン(「発明王」の異名を持つ天才発明家)、ガリレオ・ガリレイ(天才物理学者)、アルベルト・アインシュタイン(「相対性理論」、「舌を出してる写真」で有名な、物理学者)などが、よく挙げられます。
私が思う、「3大天才」は、
1. ジョン・フォン・ノイマン
あのアインシュタインが「世界一の天才」と呼んだ人物で、天才すぎるあまり、「宇宙人」、「悪魔」とも言われた、『人類史上最高の天才』です。
ちなみに、IQは300以上とも言われています(アインシュタイン、ダ・ヴィンチは190)。
日本では、あまり知られていませんが、コンピューターの基礎設計(ソフトウェア)を作った人です。
世の中のほとんど全てのコンピューターは、「ノイマン式コンピューター」であり、彼がいなかったら、現代のパソコン、携帯、車、電化製品はありません。
また、原子爆弾を作った人です。第二次世界大戦で、日本に投下する作戦にも携わり、「京都殲滅(せんめつ)」を提言したこともあり、日本ではいまだにタブー視されているようです。
彼がノーベル賞を受賞できなかったのは、「受賞資格が『人間であること』だからだろう」というジョークが作られたほどです。
2.レオナルド・ダ・ヴィンチ
『モナ・リザ』『最後の晩餐』などを描いた芸術家ですが、解剖学・生理学・数学・物理学・天文学・気象学などなど、数え切れないくらいの業績を残している『万能の天才』です。
3.藤井総太
私の今一番の趣味であり、推しメンです。
“東大生が選ぶ 現代日本の天才TOP10”で、堂々の1位です。
(ちなみに、2位は明石家さんま、3位はイチローでした。)
史上最年少プロ棋士であり、14歳にして将棋界の最多連勝(29連勝)を記録し、伝説を打ち立てました。
その後も、ものすごい勝率をあげ、タイトルは取るわ、史上最年少九段(最高段位)となるなど、数多くの記録を更新しまくっています。
また、「詰将棋」界でも早くから天才ぶりを発揮しています。
多数のプロ棋士が参加する詰将棋解答選手権では、小学校6年生(12歳)で全問正解で史上最年少優勝を記録し、その後、ずっと連覇を続けています。
現在、将棋のタイトルは8つあり、羽生善治九段が七冠(当時は全冠)となって国民栄誉賞を取りましたが、聡太君には是非八冠を達成してもらいたいと、応援しています。
「ノイマン」って、どっかで聞いたことあるなあ、と思って調べたら、
ごめんなさい、「ジョイマン」(ラップ調のお笑いコンビ)でした。
『いきなり出てきてゴッメ〜ン まことにすいまメ〜ン』
なんか、締まらない(オチが無い)感じだけど、
「これで、いいのだ~!」(天才バカボン)